「今からブログを始めても稼げるのかな?」
「雑記ブログで月10万円を稼ぐにはどうしたらいいんだろう?」
「月10万円を稼ぐまでに必要なアクセス数や記事数はあるのかな?」
上記のような疑問を抱えている人のために、独学・雑記・匿名・顔出しなし・副業でブログを始め、1年で月10万円の収入を得られるようになった話をお届けします。
こんな方におすすめ
- 「雑記ブログでも本当に稼げるの?」と疑問を抱いている人
- 「ブログで稼ぐ方法をイチから勉強したい」と考えている人
- 「アクセスアップやマネタイズの方法を知りたい」という人
当時の筆者プロフィール
- 資格:なし
- 知識:独学
- ジャンル:雑記
- 1日の作業時間:1~3時間
- 運営スタイル:匿名・顔出しなし
- 職業:売れないバンドマン(当時)
雑記ブログでも稼げる3つの理由
- 継続しやすく習慣化に向いている
- 収益化を狙った記事へ誘導する機会が増える
- ユーザーに対して関連した情報を網羅的に提供できる
①継続しやすく習慣化に向いている
ブログは、始めてすぐに稼げるようになるものではありません。成果が発生するまでには時間がかかります。
ブログ初心者が最初からテーマをひとつに絞って運営していくと、どうしてもネタ切れに陥ってしまったり、記事を書くことが苦痛に思えてしまったりすることがあります。
テーマを複数に増やすことでブログを継続しやすくなり、結果として収益につながる確率がぐんとアップします。
②収益化を狙った記事へ誘導する機会が増える
ブログ記事には、主に以下の2つの役割があります。
- 集客用の記事:アクセス
- 収益用の記事:マネタイズ
集客用の記事からアクセスを集め、収益用の記事へ誘導することがブログで稼ぐコツです。
複数のテーマを扱うと集客できる層の幅が広がるので、より多くの人に収益用の記事を読んでもらえる可能性が高まります。
ただし、そのためには関連したテーマを扱うことが大切になるので、一般的な雑記ブログとは少し考え方が異なるかもしれません。
③ユーザーに対して関連した情報を網羅的に提供できる
ユーザーの悩みは、ひとつの記事ですべて解決できるわけではありません。多くの場合、悩みは複数の分野にまたがっているものです。
単体の記事では解決できなかったことも、いくつかの記事を読んでもらうことで解決できるかもしれませんよね。
例えば、英語の勉強ブログを運営している場合、語学留学の体験記事があってもいいでしょうし、飛行機の乗り方やレンタルWi-Fiの記事があると、留学を検討している人に役立つ情報にもなります。
記事が溜まってきたら留学中心の特化ブログに方向性をシフトする、もしくは、新しい特化ブログを立ち上げる方法もあります。
雑記ブログをおすすめする2つの理由
①お金を稼ぐために必要な知識と経験が身につく
ブログ運営は、単に副収入が得られるようになるというだけでなく、お金を稼ぐために必要な経験と知識が総合的に身につくという大きなメリットがあります。
- 「ブログで稼げる仕組み」を知ること(ビジネスの基本)
- 「伝わる文章」を構築する力(ライティング技術の向上)
- 「自分で考え、自分で稼ぐことができた」という経験(成功体験)
以上の3つは、これからの人生において、いつでもどこでも応用が効くスキルです。特に「伝わる文章を構築する力」は、死ぬまで役に立つ能力と言ってもいいでしょう。
実際、僕はブログ運営で培った経験と知識を活かして、海外でのツアー事業の立ち上げや複数の特化ブログの収益化にも成功しています。
②文章を書くことに慣れるため(クリアな文章=クリアな思考)
雑記ブログの運営をおすすめする理由は、ズバリ「文章を書く楽しみを知る」という点にあります。
人は、必ず頭の中で文章を構築しながら思考します。つまり、きれいな文章を構築できる人ほど、よりクリアに、論理的に思考できるということです。
人に伝わる文章を書くためには、まず「自分の思考をできるだけ正確に文章化できるスキル」が必要であり、そのためには「文章を書く」という行為に慣れる必要があるんですね。
楽しいからこそ、続けられる。続けるからこそ、成果が出る──。何事においてもそうですが、成果が出るまでには時間がかかります。続けることこそ、成功への近道なのです。
一見、雑記ブログの収益化までの道のりは険しく思えるかもしれません。しかし、ブログ運営を通して「死ぬまで役に立つスキル」と「副収入」が手に入ると考えれば、多少の時間投資も悪くはないのではないでしょうか?
ブログで月10万円を稼ぐまで
ブログで月10万円を稼ぐまでは、「ゲームセンターとデザイナーのバイトをしながら、バンドマンとしての活動を続け、空いた時間にブログを書く」という生活を送っていました。
電車に乗っているときも、バイトの休憩時間も、家族がテレビを見ているときも、友人がスマホゲーにハマっているときも、いつもブログ漬けでした。
そのせいで周りと話が合わなかったりもしましたが、それでも「ブログを書いていてよかったなあ」と思っています。
ブログに没頭していけばいくほど記事が増え、アクセスが増え、収益が増え、自分の知らない自分に出会うことも増えてきます。
正直、ブログの運営は楽しくも、しんどい作業です。でも、ブログ運営を通して得られるものは、とても、とても大きい。
作業のために1日1~3時間を捻出するのは大変でしたが、ブログ運営で毎月まとまったお金が入ってくるようになって、明らかに生活と精神面が安定しました。
12ヶ月間の記事数・収益額・PV数の推移
※横にスクロールできます。
ブログ歴 | 更新記事数 | 総記事数 | 収益額 | 月間PV数 |
---|---|---|---|---|
1ヶ月目 | 2 | 2 | 10円 | 19 |
2ヶ月目 | 15 | 17 | 30円 | 481 |
3ヶ月目 | 0 | 17 | 450円 | 2,152 |
4ヶ月目 | 2 | 19 | 600円 | 3,951 |
5ヶ月目 | 10 | 29 | 1,000円 | 9,837 |
6ヶ月目 | 37 | 66 | 2,000円 | 15,472 |
7ヶ月目 | 37 | 103 | 3,000円 | 35,543 |
8ヶ月目 | 31 | 134 | 5,000円 | 55,329 |
9ヶ月目 | 33 | 167 | 20,000円 | 130,009 |
10ヶ月目 | 35 | 202 | 75,000円 | 98,667 |
11ヶ月目 | 24 | 226 | 88,000円 | 133,721 |
12ヶ月目 | 41 | 267 | 109,000円 | 147,369 |
月10万円達成時のブログ状況
- 総記事数:267記事
- 月間PV(ページビュー)数:147,369PV
- Twitterフォロワー数:359人
- Feedly読者数:47人
- 読者数(はてなブログ):131人
月10万円を稼ぐまでに必要な記事数とPV数は?
記事数がいくつを超えたから、あるいはPV数がいくつを超えたから月10万円を稼げるようになる、といった明確な指標はありません。
実際、ブログ全体のPVと収益の8割を稼いでくれていた記事は、たった10記事ほどのおかげです。
とはいえ、他の250記事が無駄というわけではありません。記事を作成していく中で得た経験や知識は「糧」として着実にストックされていきますし、記事が「活きる道」はひとつではないからです。
収益に直接はつながらない記事だったとしても、ブログへの信頼につながる記事になるかもしれませんし、アクセス増加への重要な足がかりになるかもしれませんよね。
「とりあえず100記事は書こう」とまでは言いませんが、ユーザにとって有益な記事を少なくとも「30記事」書くことを最初の目標にしましょう。
SNSは運営すべき?
Twitterのフォロワー数が多いからと言って、ブログの収益額が多いとは限りません。
仮にSNSの運用を検討しているのだとしても、自分にとって「本当に必要な作業なのか?」を吟味してみることが大切です。
フォロワー獲得に躍起になって、肝心のブログ運営がおろそかになってしまっては本末転倒ですからね。
ただ、SNSをしっかりと運用していけば、ブログへのアクセスや権威性*の獲得にもつながるので、とりあえずTwitterのアカウントぐらいは作っておいてもいいでしょう。
権威性とは?
権威性とは、特定の分野において優れたものとして信頼されていること。
いずれにせよ、ネットの情報やインフルエンサーの発言を鵜呑みにせずに、しっかりと自分の頭を使って考え、行動していくことが大切です。
「急いては事を仕損じる」という言葉もある通り、焦りは禁物です。千里の道も一歩から。ひとつずつ、着実に、成果を積み上げていきましょう。
ブログでお金が稼げる仕組み
「ブログを書いてお金がもらえるって本当?」
「ブログで稼ぐって具体的にどういうこと?」
「どうせ有名ブロガーしか稼げないんでしょ?」
という疑問を持つ人のために、ブログでお金が稼げる仕組みを解説していきます。
ブログで稼ぐ=広告収入で稼ぐ
記事が読まれるだけでは収益は発生しません。ブログで稼ぐためには、記事に広告を貼る必要があります。
広告サービスには、大きく「クリック型広告」と「成果報酬型広告」の2つに分類できます。
- クリック型広告:広告がクリックされたとき
- 成果報酬型広告:広告がクリックされ、商品やサービスが購入、または使用されたとき
クリック型広告(Googleアドセンスなど)
- 広告がクリックされると報酬が発生
- 広告の設置場所は自分で決められる
- ユーザーに最適化された広告が自動で表示される
成果報酬型広告(アフィリエイト)
- 商品やサービスが購入、または使用されると報酬が発生
- 広告の内容や設置場所は自分で決められる
- クリック型広告に比べて報酬金額が高め
月10万円の収益の内訳
雑記ブログの収益が月10万円を達成したときの内訳は以下の通りです。
- A8.net:62,256円
- Googleアドセンス:27,000円
- Amazonアソシエイト:17,716円
- もしもアフィリエイト:1,208円
- 合計:108,180円
①A8.net
A8.netは、もっとも有名なアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)です。ブログで稼いでいる人の99%は登録している、といっても過言ではありません。
②Googleアドセンス
Googleアドセンスは、クリックされるだけで報酬が発生する「クリック報酬型の広告」です。
アドセンス収益アップのコツは、以下の2つです。
- PV数を伸ばす
- 最後まで読まれる記事を書く
アドセンスで稼ぐためには、ブログのPV数(閲覧数)が命です。
特に、ブログのテーマやジャンルが複数ある雑記ブログの場合、アドセンスの収益がブログ収入の柱となることも十分に考えられます。
③Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトは、Amazonで売っている商品の広告をブログに貼り、紹介した商品が売れると報酬が発生する仕組みになっています。
ユーザーが広告をクリックし、その後、別の商品を購入した場合にも報酬が発生します。
紹介する商品によって発生する報酬(利率)が異なるものの、どんな商品でも売ることができるので雑記ブログとの相性は良いです。
④もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング、3つのサイトの商品リンクをまとめて表示することができるサービスです。
つまり、各ショッピングサイトでの収益や掲載審査を「もしもアフィリエイト」内で一括で確認、管理できるんですね。
もしもアフィリエイトは、A8.netのように成果報酬型の案件も選ぶこともできるので、まず登録しておいて損はありません。
Amazonアソシエイトの審査に受からない場合にもおすすめのサービスです。
収益化の基本「アフィリエイト」について
アフィリエイト(成果報酬型の広告)は「自分のブログから商品が購入、もしくはサービスが利用されたら、収益が発生する」という仕組みのことで、以下の4者それぞれにメリットのある形で成り立っています。
- 広告を出稿する「広告主」
- 広告を掲載する「ブロガー・アフィリエイター」
- 広告主とブロガーをつなぐ「ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)」
- ブログに訪れる「ユーザー」
ブログにアフィリエイト広告を貼るまでの手順は、以下の3ステップです。
- ASPに無料登録をする
- 広告主に広告の提携申請を行う
- ブログに広告を貼る
初心者の方は、まず以下の5つのASPに登録しておきましょう。それぞれ登録は無料で、入力にかかる時間は5分ほどです。
おすすめASP5選
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広告は自分で貼らなきゃダメなの?
広告は自分で貼る必要があります。広告の内容が自動で表示される「クリック報酬型」の場合においても、広告の場所を決めるのは基本的に自分です。
無料ブログの場合は、ブログサービスの運営側が広告を貼っていることが多いです。例えるなら、「無料でブログを書かせてあげる代わりに、あなたのブログに広告貼りますね」というイメージでしょうか。
無料ブログでも基本的に自分で選んだ広告を貼ることは可能(ブログサービスによってはアフィリエイトNG)ですが、運営側に広告を貼られている分は、あくまでも運営側の収益になります。あなたに入ってくることはありません。
ブログで稼ぐことを目的にしているのであれば、無料ブログではなく、WordPressを選ぶようにしましょう。
WordPressをおすすめする理由
僕は「はてなブログ」から「WordPress」にブログを引っ越した経歴があるのですが、正直、とても面倒な作業でした。
今からブログを始めるなら、全力でWordPressをおすすめします。月5万円以上は稼ぎたい、もしくは、長くブログを続けていきたいという方は無料ブログサービスはやめてきましょう。
noteやAmebaなどの無料ブログのほとんどは、アフィリエイトに関しての細かい決まりがある、または規約の内容が急に変更されることがあります。
「稼ぐ」ということを考えると、こういった危険性のある無料ブログは避けておいたほうが安心です。
WordPressブログの始め方!初心者向けに失敗しない方法を解説
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ブログの書き方の3つのポイント
ブログで稼いでいくためには、SEOの知識が書かせません。
SEOとは?
SEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)とは、「どうすれば検索エンジンで記事を上位表示できるのか?」を考えて対策を行うこと。
Googleの企業理念にもある通り、SEOの基本理念は「ユーザーファースト」です。PVや収益アップのためにも、「読者を第一に考えたサイト作り」が大切だと言えるでしょう。
ここからは、以下の3つのポイントに絞って解説していきます。
- 質を重視して記事を書く
- 樹木をイメージして記事を増やしていく
- リライト(加筆・修正・追記)の重要性を理解する
①質を重視して記事を書く
記事が読まれるには、コンテンツの質が重要です。正直、文章の上手い下手はさほど重要なことではありません。
本当に大切なのは、とことんユーザー目線に立ち、ユーザーが知りたいことを、ユーザーの知りたい順番で書くことです。
質の良いコンテンツとは、ズバリ「ユーザーの悩みに対する答えを示し、次の行動を促すことのできる記事」のこと。
ユーザーの「目的(悩み)」に対する「答え」を記事の中で提示できれば、文章が拙(つたな)くてもいいし、難しい言葉を知らなくてもいいんです。
とはいえ、質の高い記事を書くためには経験も必要になります。慣れないうちは完成度50~70%で記事を公開し、後から内容を改善していきましょう。
②樹木をイメージして記事を増やしていく
ブログを運営していると、必ずと言っていいほど「次に書くブログ記事の内容に困ってしまう=ネタ不足」に陥ります。
ネタ不足に陥ってしまった場合は、樹木をイメージしながら記事を増やしていくといいでしょう。
「記事と記事のつながり」を意識するとネタにも困らなくなりますし、ブログ全体が豊かになることでユーザーの滞在時間や回遊率、満足度も上がっていきます。
雑記ブログとはいえ、できるだけ関連したテーマの記事を書いていったほうが収益にもつながりやすいです。
関連したキーワードを調べるときは、ラッコキーワードがおすすめ。
③リライト(加筆・修正・追記)の重要性を理解する
記事を書いていると、だんだんと「検索流入(Googleなどの検索エンジンから記事を見に来てくれること)」が増えてきます。
アクセスや収益アップのためには、過去の記事をリライト(加筆・修正・追記)し、コンテンツの質を高めていくことが重要です。
より質の高いコンテンツを仕上げていくためにも、ブログの分析は必ずやっておきましょう。
自分のブログの状況を把握することで、今後のブログの方向性も見えてきますし、自分の書くどんな記事に需要があるのかということも分かってきます。
最低でも、以下の2つのツールは押さえておきましょう。どちらも登録・利用は無料です。
Googleアナリティクスの登録方法と初期設定!使い方と見方も解説
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【初心者】Googleサーチコンソールの登録方法!使い方と見方も解説
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ブログ運営の3つの基本
- ブログ運営の基本はトライアンドエラー
- 何か成す者とは、歩み続ける愚者である
- 経験値を稼ぎ、バランスよく自分を育てる
①ブログ運営の基本はトライアンドエラー
ブログだけに限った話ではありませんが、「これをやったら必ず儲かる」という裏技のようなものはありません。
「半年で月間30万PV行きました」「1年でブログ収入月50万円突破しました」というケースは、ごくごく一部の神様的な人たちのみに与えられた幸運なのです。
あえて断言しますが、「必ず儲かる」や「誰でもすぐに稼げる」といった言葉を使う人は信用しないほうがいいでしょう。
確かに、ブログ運営においても定石やセオリーはありますが、インフルエンサーの情報をすべて鵜呑みにするのはとても危険な行為です。
すべては個人の成功例でしかなく、すべては仮説にしか過ぎません。ブログ運営の基本はトライアンドエラーです。
つまり、自分で考え、自分で行動し、自分で反省し、自分で修正していくことこそ、成功への第一歩なんですね。
もちろん、すでに上手くいっている人の手法を取り入れたり、ヒントを得たりといった行為はどんどんしていくべきです。ただ、模倣ばかりに頼ってしまうと、成果が出ないだけでなく、余計な作業量も増えてしまいます。
よっぽど神様に愛された人でない限り、最初からきれいな道なんて進めません。失敗は前に進んでいる証拠だと割り切って、泥臭く、着実にステップアップしていきましょう。
②何か成す者とは、歩み続ける愚者である
何か成す者とは、歩み続ける愚者である。成せぬ者とは、歩みを止めた賢者である。
出典:アニメ『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』
有益な情報を仕入れて「へえ」で終わらせてはいけません。ちょっとでも「あ、これいいかも」と思ったら、即行動すべきです。とりあえずやってみる、略して「とりてみ」の精神でいきましょう。
実際に試してみて、「自分には合わない」「何か違うな」と感じたらやめればいいのです。とりあえず挑戦、行動こそがすべてです。
今はネットを使えばいくらでも有益な情報が手に入ります。しかし、有益な情報が溢れているからこそ、本質的なものを見失ってしまっている部分もあるのではないでしょうか?
どんなに優秀な武器が揃っていても、振ってみなければ力を発揮することはできません。まずは一振りし、敵に当てること。とにかく行動し、試すことが重要です。
③経験値を稼ぎ、バランスよく自分を育てる
「検証を重ね、要らないものは徹底的に削ぎ落とし、必要な事柄のみにフォーカスする」
上記のように試行錯誤を繰り返していけば、集中力や思考力はもちろん、文章力、行動実行力、情報を取捨選択する能力、記事の構成力など「さまざまな能力」が自然と磨かれていきます。
最初のうちは「自分の強み」が分からないこともあるでしょう。しかし、トライアンドエラーを繰り返すことで、確実に成長していきますし、自分の武器も見えてくるはずです。経験だけは裏切りません。
ブログの運営に関するよくある質問7つ
- バズや炎上は狙うべき?
- 好きなことを書いていいの?
- 質と量、どっちを優先すべき?
- 収益化の最適なタイミングは?
- カスタマイズは後回しでいい?
- 雑記でもテーマは絞ったほうがいい?
- ブログ記事は何文字ぐらい書けばいいの?
- ブログへの投資は積極的にしていくべき?
①バズや炎上は狙うべき?
もし上手いこと記事がハマり、一気にPVをどんっと稼ぐことができたとしましょう。しかし、それでも収益にはつながらないことがほとんどです。
長期的な目で収益やアクセスのことを考えると、長く読まれる記事(ロングテール)を書いていったほうがお得です。狙って記事をバズらせられるような文才とマーケティング能力がない限りは、ですが。
ただし、炎上を狙った記事作りは避けたほうが無難でしょう。ブログへの信頼や筆者の品性にも関わりますし、何より精神的に消耗します。
実際に僕は、実名・顔出しなし、炎上なし、バズなしといった条件下で月10万円の収益を達成しました。手堅く行きましょう。
②好きなことを書いていいの?
ブログアフィリエイトには「稼ぎやすいジャンル」といったものがありますが、続かなければ意味はありません。
中には、「勝負できるジャンルが見つからず、とりあえず雑記ブログを選択した」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
雑記ブログのメリットは、自分の好きなジャンルの記事を、好きなタイミングで、好きなように書けることにこそあります。その利点を最大限に活かしましょう。
自分の興味のあること、これからやってみたいこと、趣味でやっていたこと、仕事で身につけた技術や知識など、そういった雑多な情報をまるっとブログにまとめてしまうのです。
文章を書くことに慣れるためというのはもちろん、好きな記事を書くことで、自ずと自分の長所も見えてくるはずです。マネタイズ(収益化)のことを考えるのは、それからでも遅くありません。
自分の強みが見えてきたら、特化ブログに移行するなり、他のビジネスに挑戦してみるでもよいのです。目先のパンを追いかけるよりも、もっと先にあるステーキを目指しましょう。
③質と量、どっちを優先すべき?
「量より質派」と「質より量派」で意見は分かれるとは思いますが、僕は「ブログ初心者ほど、質より量を優先すべき」だと考えています。
文章を1行でも多く書くことで自分の思考はよりクリアになってきますし、情報をまとめて文章にする力も洗練されてきます。
とはいえ、「記事の質が低くてもいい」ということではありません。あくまで、「今の自分に書ける全力の記事」を書くことが大切です。
できれば、ブログ記事の作成以外にもなるべく文章を書くように心がけるといいでしょう。
例えば、「何かを考えるときは必ず紙に思考を書き出し、朝と夜にも頭の中にあるものを紙に書き出す」などですね。
一見すると面倒なようにも思えますが、2週間もこの習慣を続けてみると驚くほど思考がクリアになっていることが実感できるはずですよ。
④収益化の最適なタイミングは?
収益化のタイミングについては、ブログのアクセス数をひとつの基準にし、読者層や滞在時間などを見て判断したほうがいいと僕は考えています。
つまり、「本当にこのタイミングで収益を求めるべきなのか?」をよく吟味するということですね。
早く収益をあげたいという気持ちはとても分かるのですが、少なくとも30記事を書くまではべたべたと広告を貼る必要はありません。
すでに売りたい商品や案件があるのであれば話は別ですが、雑記ブログの場合は、まず「自分自身の力」をしっかりと付けることが先決です。
⑤カスタマイズは後回しでいい?
ブログを運営していく上では、記事コンテンツの作成が最優先事項となります。
ブログの見た目を整えることも重要ですが、デザインのカスタマイズについては後からでも大丈夫です。
デザインにこだわりすぎると、ブログが書けなくなってしまう恐れがあるのでほどほどにしておきましょう(実体験に基づく証言)。
「これからブログを本格的にやっていきたい」と考えてる人は、ぜひ思い切って「有料テーマ」を購入することをおすすめします。
作業の時短にもなりますし、収益化に必要な機能は一通り揃っていますので。僕は「 AFFINGER6 」を愛用しています。
⑤雑記でもテーマは絞ったほうがいい?
結論から言うと、YESです。雑記ブログといっても、できれば3~5つのテーマに絞ったほうが成果は出やすいでしょう。
ただし、雑記ブログの場合は意外と柔軟に対応できたりもするので、そこまで神経質に考えなくてもよかったりします。
特定のカテゴリーが育ってきたら、記事を別サイトにまとめて特化ブログを作ってもいいですしね。
むしろ、ひとつ目のブログは自分の得意な分野を見つける
⑥ブログ記事は何文字ぐらい書けばいいの?
「ブログの記事は何文字ぐらい書けばいいの?」といった悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論から言えば、文字数はSEOへの直接的な効果はありません。文字数によって記事の良し悪しを決めているのではなく、あくまで「ユーザーにとって魅力的かつ関連性があるかどうか」が重要です。
つまり、アクセスアップのために文字数をやみくもに増やしたり、長文を書くことを目的にするのはナンセンス。
あくまで、長文がいいのではなく、ユーザーのニーズを網羅しようと思うと長文になるのです。そもそもの視点が違うんですね。
無駄なことを長々と書く必要はありません。文字数が2,000文字以下だったとしても、ユーザーのニーズに答えることさえできていれば、その記事は「質の良いコンテンツ」となります。
文字数を気にする前に、記事の内容をしっかりと作りこみましょう。「内容が薄く、浅い記事」を「10」書くよりも、「内容が濃く、深い記事」を「1」書いたほうがいいです。
⑦ブログへの投資は積極的にしていくべき?
時間やお金を積極的にブログへ投資することは、自分の逃げ道をなくすというのはもちろん、余計な作業を増やさない工夫でもあります。
時間はお金よりも貴重な財産です。ましてや、副業としてブログを運営していくのであれば、ただでさえ少ない自由時間を有効に使っていく必要があるでしょう。
少なくとも僕は、「時間の節約と作業負担の軽減のためなら、惜しみなくお金を払う」という姿勢でブログを運営しています。
事実、成果を出すために投資した額は数ヶ月のブログ運営で返ってきましたし、お金を払って得た経験と知識は他分野のビジネスでも応用が効きます。
特に「レンタルサーバー」と「WordPressテーマ」はしっかりしたものを選んでおいたほうがいいですね。
僕はWordPressテーマを「 AFFINGER6 」にしてから、ブログ運営がさらに楽しくなり、収益もぐーんとアップしました。安定感・安心感ともに文句のつけようがないサービスでなので、ぜひ詳細だけでもチェックしてみてください。
とはいえ、勉強代やツール代、有料イラストなど、後回しでもいいものもあるので、そういったものはブログから得た収益から投資していくといいと思います。
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雑記ブログ運営で生き残っていくために
雑記ブログは、特化ブログに比べると専門性に劣るため、検索で上位に表示しづらい傾向にあります。
今後、雑記ブログ運営で生き残っていくためには、
- 3~5つほどのテーマに絞る
- 雑記ブログは自分の得意分野を見つけるフィールドにする
- 検索エンジンに頼らない集客・収益化方法を模索する(SNSやメルマガなど)
といった対策が必要になっていくでしょう。
とはいえ、雑記ブログを運営していくことは、長期的な目線から見てもメリットが多いです。
「ブログを始めてみたいけど、どんなジャンルを書こうか迷うなあ」と思っている人は、とりあえず雑記ブログを立ち上げてみることをおすすめします。
ブログを実際に始めたい方へ
ブログを実際に始めたい方のために、初心者でも10分でWordPressブログを開設できる方法を紹介しています。
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