「ブログで稼ぐってどういう仕組み?」
「今からブログを始めても遅くない?」
「どうすればブログから収入が得られるの?」
ブログで稼ぐといっても、具体的にどう収入が発生しているのかイメージしにくいですよね。
今回は、ブログで稼ぐ仕組みと収入を得る5つの方法について分かりやすく解説していきます。
結論としては、ブログで稼ぐためには「広告掲載」が必要となり、広告を通して成果が発生すると「収益」を得ることができる仕組みになっています。
今からブログを始めても稼げる?
「今からブログを始めても稼げるのかな?」
「ブログで稼げる時代は終わった、ってよく聞くけど」
結論から言うと、今からブログを始めても稼ぐことは十分に可能です。
重要なのは、「ブログを始めた時期」ではなく、「どれだけユーザーにとって有益なブログを作れるか?」という点のみです。
アフィリエイト(インターネット広告)市場は拡大傾向にある
市場調査を行っている株式会社矢野経済研究所の調査によると、「アフィリエイト市場は年々拡大していく」とのデータが明らかになっています。
つまり、それだけ多くの広告費が「インターネット広告」に使われており、たくさんの人が報酬を受け取っているということです。
「アフィリエイト市場はまだまだ拡大傾向にある」と判明しただけでも、「稼げるかどうか分からないままブログを書き続けていくのは、怖いし、不安」という気持ちは和らぐのではないでしょうか?
ブログで稼ぐことができる仕組み
「ブログで稼ぐ、ってどういう仕組みなの?」
「一般人が書いた記事を誰が見てくれるの?」
という疑問に答えていきます。
ブログで稼ぐ仕組みを分かりやすく説明すると、以下のようになります。
- 集客方法:検索エンジン(Googleなど)
- 収益化方法:広告収入
ブログで書いた記事は、Googleなどの検索エンジンに登録(インデックス)され、世界中の誰でも見られるページになります。
ただ、記事を読まれるだけでは収益は発生しません。ブログで稼ぐためには、記事に広告を貼る必要があります。
ブログで収入が発生する仕組み
ブログで収入が発生する仕組みには、
- 広告主(広告を出稿する企業)
- 仲介業者(ASP=アフィリエイトサービスプロバイダ)
- ブロガー(広告を紹介するサイト運営者)
- ユーザー(記事の閲覧者)
の4者が関わり合っています。
報酬を得るまでの流れ
- 「広告主」が「ASP」に掲載したい商品・サービスの広告を登録する
- 「ASP」が「ブロガー」に登録された商品・サービスの広告システムを提供する
- 「ブロガー」は広告リンクを使い、登録された商品・サービスをブログで紹介する
- 「ユーザー」がブログ記事に掲載された広告から商品を購入、あるいはサービスを利用する
- 「広告主」は「ASP」に広告費を支払い、「ASP」は「ブロガー」に報酬を支払う
Googleアドセンスとアフィリエイト
広告サービスは、大きく「クリック型広告」と「成果報酬型広告」の2つに分類できます。
- クリック型広告(Googleアドセンスなど)
- 成果報酬型広告(アフィリエイト)
それぞれの特長の比較表です。
クリック型広告 | アフィリエイト | |
報酬発生タイミング | 広告クリック時 | 商品購入などの成果発生時 |
広告の選択 | 最適化された広告が自動表示 | 自分で選べる |
報酬金額 | アフィリエイトよりも低め | クリック型広告より高め |
デメリット | 稼ぐためには多くのアクセスが必要 | 商品を売るための努力が必要 |
ブログで稼ぐための具体的な5つの方法
①Googleアドセンス(クリック型広告)の特長
クリック型広告は、最適化された広告が表示されるので、ジャンルの選定や商品を選択する手間がありません。
商品購入まで至らずとも、広告がクリックされるだけで報酬が発生するので初心者にとって扱いやすいサービスと言えるでしょう。
ただし、アフィリエイトに比べて単価が低い(1クリックあたり0.1~0.3円ほど)ので、大きく稼ぐには多くのアクセスが必要になります。
②アフィリエイト(成果報酬型広告)の特長
成果報酬型広告は、商品が購入、またはサービスが利用されるなどの成果につながると報酬が発生します。
掲載する広告を自分で選ぶことができるので、文章の中に自然な形で紹介することも可能です。
ただし、商品やサービスを使ってもらうための「売る努力」が必要となるので、きちんと考えて記事を作る必要があるでしょう。
「広告主が撤退して、アフィリエイト広告が終了してしまった!」というリスクはあるものの、クリック型広告よりも報酬金額は高めです。
③Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイトの特長
アフィリエイトには、Amazonや楽天といったショッピングモール専用のアフィリエイトがあります。
ブログで紹介したAmazonや楽天の商品をユーザーが購入すると、商品に応じた紹介料(商品購入額の数%)が発生します。
1件あたりの紹介料は少なめですが、ネットショッピングユーザーはとても多いので、たくさんの商品を販売することで大きな収益をあげることも可能です。
④自分の商品・サービスの販売(有料コンテンツ)の特長
自分で作った商品・サービスを、ブログで宣伝し、販売する方法です。
アフィリエイトと違って仲介業者を通すことなく商品を販売できるので、収益性は高い(購入金額がそのまま入ってくる)ですね。
作品配信サイト「note」での有料コンテンツの販売、オンラインサロンなども「自分の商品・サービス」に含まれるでしょう。
⑤純広告
純広告とは、Googleアドセンスなどの広告配信サービス、もしくはASPを通さず、企業と直接的に広告掲載の契約を結ぶことです。
企業との交渉を行う必要はありますが、売り上げに応じて、あるいは月額いくら、という形で広告の報酬を得ることができます。
ブログが成長し、多くの人に評価されるサイトになれば、純広告で安定した収入を得ることも視野に入ってくるでしょう。
ブログで収入を得る3つのメリット
①ローコスト・ノーリスク
時間を投資する必要はありますが、ブログは、初期投資と維持のコストがとても低いです。
- サーバー(土地):約1,000円/月
- ドメイン(住所):約1,000円/年
月換算しても1,000円ちょっとの運営費用なので、ランチ1回分と考えれば魅力的な収入源ですよね。
在庫を抱える必要もなく、商品を自分で取り寄せる手間もないので、コストパフォーマンスはとても高いと言えるでしょう。
②人間関係や場所に縛られない
ブログ運営は、良くも悪くも孤独な作業です。上司や同僚、店長などといった人間関係がないので、どこでどう作業しようと、すべてが自由。
僕のように「人と関わるのは嫌いじゃないけど、めちゃくちゃ疲れる」というタイプの人間にとって、ブログは、ストレスフリーに稼げる優秀な収入源となるはずです。
③不労所得に近い収入源になる
ユーザーにとっての需要やGoogleの方針、取り組んでいるジャンルによって記事のメンテナンスは必要にはなりますが、一度書いた記事は検索順位が落ちない限り、半自動的に働いてくれます。
不労所得とまでは言えないものの、自分が遊んでいるときも、寝ているときもブログがお金を稼いでくれるのは本当にありがたいことです。
ブログをやる12のメリットと3つのデメリット!現役ブロガーが解説
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稼げるブログの始め方
「ブログを始めてみたいけど、何からやればいいの?」という方のために、稼げるブログを始める方法をまとめてみます。
WordPressブログの立ち上げ
無料ブログでも稼げないことはないですが、使用するサービスによって規約が厳しかったり、広告の掲載位置が自由に決められないなどのデメリットがあります。
これからブログを始めるのであれば、WordPressを選んでおけばまず間違いはありません。
WordPressのメリット
- 収益性が高い
- デザイン性・カスタマイズ性が高い
- SEO対策(検索での表示のされやすさ)に優れている
メリットは上記の他にもたくさんありますが、将来、稼ぐことを考えたらWordPressでのブログ立ち上げを全力でおすすめします。
WordPressブログの始め方!初心者向けに失敗しない方法を解説
ASPへの登録
ASPは、以下の5つに登録しておけば大丈夫です。それぞれ登録は無料、入力にかかる時間は5~10分ほどです。
おすすめASP5選
まとめ
ブログで稼ぐ仕組み
- ブログは今から始めても遅くない
- ブログで稼げる仕組みは広告収入にある
- 広告は大きく「クリック型」と「成果報酬型」の2つに分けられる
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